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2025/12/11 23:17
今日は、REALIVE FILMSによる最新作「BUILD RE:TURN」 の上映会に参加してきました。
作品の冒頭に映し出される
「これが世界最高峰の北海道パウダースノー。そして、この自然と文化を、未来へつないでいく」
という一文が、この映像が持つ精神そのもの。
時を経て、それぞれのスキーヤーたちが再び北海道へ——
そのRE:TURNの想いが強く伝わる作品でした。
❄️DAIGOさんが作り出す空気
今回の上映会のMCは、ラッパー・スキーヤー・映像作家という三つの顔を持つ北海道のマルチクリエイター DAIGOさん。
彼が持つ言葉と映像の世界観が会場全体に広がり、ただの上映会ではない、ひとつの“表現空間”が生まれていました。
DAIGOさんの声、間(ま)、そして温度が、作品への没入感をさらに高めてくれる存在になっていました。

❄️豪華すぎる出演者
スクリーンには、モーグル界のトップランナー堀島行真選手をはじめ、児玉毅さん、浅川誠さん、中西太洋さん、淺川雄介さんなど日本を代表するスキーヤーが次々と登場。
北海道の自然に向き合う姿、風景と溶け合う滑りは、どれも“人と自然の対話”を感じさせるものでした。
❄️百瀬純平(ZASSO)が映すストーリー
私にとって特別だったのは、
スクリーンに映し出された 百瀬純平(ZASSOプロデューサー) の紹介シーン。
「若手育成に力を注ぐ元SAJデモンストレーター」
「人気スキーブランド ZASSO のプロデューサー」
映像と音楽を通して表現される“純平の人柄”がとても温かく、ZASSOがこの作品の中にしっかり刻まれていることに、胸がいっぱいになりました。
❄️音楽と滑りが織りなす “DAIGOのポートレート演出”
今回の上映会で特に心を動かされたのは、各ライダーの登場シーンでDAIGOが選んだ楽曲と、そこに添えられた日本語訳の歌詞 でした。
映像と滑りだけではなく、音楽そのものが“そのライダーの歴史・キャラクター・哲学” を語っている。
DAIGOは、一人ひとりを深く理解したうえで、その人物のアイデンティティが音として立ち上がるように選曲していました。
■ 百瀬純平
音楽から感じるのは、
「優しさ」「その瞬間を楽しむ自由」「完璧を求めすぎない強さ」。
どんな環境でも“今を楽しめる”純平さんらしい空気が漂っていました。
■ 児玉毅
児玉さんには、
“人間は弱い存在だけど、スキーという道具を手にした瞬間再び自然と対等に戻れる”という哲学が響くような選曲。
まるで鳥のように世界を滑り、飛び回る姿そのものを音楽が代弁していました。
他のスキーヤーも素晴らしい構成になってました。
言葉が多くなくても、
音楽 × 映像 × 滑り の三位一体だけで、
その人がどんなスキーヤーなのかが鮮明に伝わってきました。
❄️基礎スキー(カービングターン)を“DAIGOが翻訳するとこうなる”
さらに感動したのは、
基礎スキーの象徴ともいえる カービングターン の映像が
DAIGOの手によって“バックカントリーとのコラボレーション”のように描かれていたこと。
本来はやや硬派で技術的な分野の滑り。
しかしDAIGOの選曲と映像の組み立てによって、
まるで
「ワインと料理のマリアージュ」 のように
音楽とカービングターンが重なり合い、
新しいジャンルが生まれたかのような美しさがありました。
基礎スキーがこんなにアートになるのか——
と驚くほどの演出でした。
❄️会場の空気、そして「株式会社ここもあ」の原田さんのベーコン
抽選会では子どもたちの笑い声、スクリーンの光、そして原田さんのベーコンの香りが広がり、
人の温度と映像の熱が混ざり合った、温かい空間でした。
“雪文化はこうして次の世代へ渡っていくんだな”と強く感じました。

❄️QRコードから今日の映像をご覧いただけます
今回のフライヤーには
デジタル版「BUILD RE:TURN」へのアクセスQRコード が掲載されています。
読み込むだけで今日の映像をすぐに視聴できますので、
会場に来られなかった方も、ぜひ作品に触れてみてください。

❄️最後に
REALIVE FILMS、出演者のみなさま、DAIGOさん、
そして今日の空間を共にしたすべての人へ。
今日の上映会は、
滑り × 音楽 × 映像
その3つが完璧に溶け合った“文化のイベント”でした。
北海道の雪文化が、確かに未来へつながっていく——
そんな希望を感じた一日でした。
